学生アパートの料金引き下げの成功例
5月18日(金)にメルマガを配信したところ、読者の方からメールをいただきました。
この方は、北関東地方にある大学の生活協同組合の職員の方です。お会いしたことはありませんが、昨年の6月に私が東京の「賃貸住宅フェア2017 in 東京」でセミナーをやらせていただいた時に受講された方だとのことでした。
いただいたメールの内容は、概ね以下の通りです。
「学生向けのアパートを管理しているが、料金に関する学生からのクレームを時々受けることがある。現在も『高い!』とのクレームに対応しているが、供給元のガス会社から明確な料金提示がもらえずに困っている」
ガス会社名は明かせませんが、そのエリアでは大手の部類に入る会社です。高い場合はガス会社の変更が一番手っ取り早いのですが、今回は大家さんとガス会社との付き合いが長いので変更は無理とのことでした。
そこで、料金交渉のポイントをアドバイス差し上げたところ、それから数日後に再度メールが入りました。
今度は料金交渉の結果報告でした。
プロパンガス会社と生協、入居者との三者面談を行い。適正価格まで下げていただいたとのことです。
メール全文は記載できませんが、御礼の言葉の部分だけ引用させていただきます。
>鈴木様のおかげで問題解決に至ることができまして、
>本当に感謝いたします。
>引き続き、今後ともご支援くださいますように
>宜しくお願いいたします。
液石法(プロパンガスの法律)が2017年6月1日に大きく改正されましたが、料金の透明化はまだ緒に就いたばかりで、なかなか進まないなぁというのが実感です。
P.S.
先日のメルマガも開封率が40%を超えました。平均開封率は10%前後のようなので驚異的な数字ですね。それだけ、アパートの大家さんを中心とした方の「ガス料金開示」への感心の高さを実感しています。