ガス会社は見直しすると安くなる!?方法と注意点
まず、ガス会社の見直しってどういうこと?という方をはじめとして、ガス会社を見直してみたいと思っている方、見直すといってもどうすればよいのかわからないという方など向けに、ガス会社の見直し方法や注意点をまとめました。
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ガス会社の見直しってできるの?
ガス会社の見直しってそもそも何?ということや、どうやって見直したらよいのかを見ていきます。
ガス会社は見直しできる!
現在契約中のガス会社は変更できないと思い込んでいる方が多いですが、実は自由に変更できます。
2016年に電力の小売全面自由化、翌年には都市ガスが小売全面自由化され、家庭で利用する電気やガスの会社を自由に選択できるようになりました。
この流れを見ると、プロパンガスは自由化されなかったのだと勘違いする方がいますが、実はプロパンガスはずっと以前から、ガス会社それぞれが料金を決められる自由料金制であり、消費者は自由にガス会社を選ぶことができていたのです。
プロパンガスの自由料金制については、こちらの記事で詳しく説明していますので、参考にしてください。
<関連記事>:プロパンガスは公共料金ではありません!
ガス会社を見直しするメリット
ガス会社を見直しすることができるのはわかりましたが、どういったメリットがあるのでしょうか。それは何と言ってもガス料金が安くなるという点です。
こちらの表をご覧ください。
東京都の プロパンガス料金 |
平均価格(相場) | 適正価格(協会価格) |
---|---|---|
基本料金 | 1,752円 | 1,650円 |
従量単価 (10m3使用時) |
515円 (5,150円) |
308円 (3,080円) |
月間請求額 | 6,902円 | 4,730円 |
年間請求額 | 82,824円 | 56,760円 |
同じ東京都のプロパンガス料金でも、ガス会社によって違いがあります。相場と言われる平均価格で計算した場合と適正価格で計算した場合では、年間でおよそ3割安くなることがわかります。
ガス会社見直しの際の注意点
ガス会社を見直したいと思い、さっそくガス会社に連絡!ということはやめてください。
というのも、個人で直接ガス会社に連絡してしまうと、契約解除をさせないよう、あの手この手を使って引き留められるなど、スムーズにいかないことが多いからです。トラブルの例を見ていきます。
- 無償貸与契約により違約金が発生する
- ガス会社の変更を受け付けてくれない
- 「うちでもガス料金を安くします」と言って引き留める
現在契約中のガス会社に、見直しを直接伝えてしまうと、こうした引き留め工作や、思いもよらないトラブルが起こってしまうことも多く、結局ガス会社を見直しできずにそのまま継続ということになりかねません。
ガス会社を乗り換える際のトラブルについては、こちらの記事をご覧ください。
<関連記事>:ガス会社変更の三大トラブルとは?自力変更はキケン!
ガス会社の選び方
それでは、安心して契約できるガス会社はどのようにして選んだらよいのでしょう。以下の3点をポイントに選ぶのがおすすめです。
- 料金が適正であること
- アフターサービスがしっかりした会社であること
- 無償貸与契約による違約金が発生しないか
今契約しているガス料金より安くならなければ、ガス会社見直しをする理由が無いとも言えます。
まず、ガス会社の見直しによりどれぐらい安くなるか調べてみましょう。これについては適正価格を調べることができるシミュレーションを参考にしてください。
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また、無事にガス会社の見直しができても、契約して以降ほったらかしで、何もしてくれないというのでは、機器の故障や修理の際に心配が残ります。
さらに、知らない間に値上がりしてしまったのでは、見直した意味がありません。アフターサービスがしっかりした会社を選びたいものです。
もう1点気を付けたいのは、違約金です。契約時の無償貸与契約があるかなど、取り決めをよく確認してください。
ガス会社を見直して節約するならプロにお任せが安心!
個人でガス会社の見直しを行おうとすると、トラブルに巻き込まれることもあるので、信頼のおけるガス会社を紹介してくれるプロにお任せするのが一番安心です。
プロパンガス料金消費者協会では、適正価格でガスを供給し、契約後も不透明な値上げを行わないガス会社を無料でご紹介しています。ガス会社の見直しをお考えなら、ぜひ一度ご相談ください。
<関連記事>:ガス会社の変更でガス代30%削減!
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ガス会社は見直しすると安くなる!?方法と注意点まとめ
ガス会社は見直しできる?
ガス会社は見直しできます。都市ガスは2017年から小売全面自由化が始まりました。一方、プロパンガスは当初から自由にガス会社を選ぶことができました。詳細はこちら。
ガス会社を見直しするメリットは?
ガス会社を見直しすることで、平均30%もプロパンガス代を節約できます。詳細はこちら。
ガス会社の見直しでトラブルが発生することがある?
ガス会社を変更したいと伝えると、すぐに受け付けてくれなかったり、違約金が発生するため、変更できないケースもあります。詳細はこちら。
信頼できるガス会社を選ぶには?
優良なプロパンガス会社を紹介してくれるプロに任せるのがおすすめです。プロパンガス料金消費者協会では「ガス料金見守り保証」もつけて、不透明な値上げをしない安心できるガス会社を無料でご紹介しています。詳細はこちら。
この記事の執筆者
パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
3人の子を持ち、日頃から節約意識も高いことから、ガス代がお得になる仕組みにどっぷりとはまっています。多くの人に役立つ記事を心がけています。
プロパンガス料金消費者協会
- ・1950年
- 群馬県伊勢崎市生まれ。
- ・1980年
- ソード株式会社(後の東芝パソコンシステム株式会社)に入社。
- ・2010年
- 一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会を設立して理事に就任。
- ・2011年
- 同代表理事に就任。現在に至る。
- ・2023年
- BSテレビ東京「マネーのまなび」で、不透明なプロパンガスの料金について取材を受け、番組内で解説。
設立当時、プロパンガスは都市ガスに比べて約1.8倍も高い状況にも関わらず、消費者が相談できる団体は皆無であった。そこで、鈴木は消費者の立場に立って、不透明なガス代について料金面から取り組む団体として協会を設立した。
それまで存在しなかったプロパンガス料金の“適正価格”の設定に奔走。大手供給業者の賛同を得て、設立10年足らずで”適正価格“を共通言語として全国展開を達成し、130社以上のプロパンガス会社とパートナー契約している。
現在はプロパンガスの”適正価格“の指標になる「CP速報」を毎月執筆し、ガス料金の適正価格での供給に貢献している。
プロパンガス料金消費者協会からのお知らせ
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一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会では、当協会の活動に必要なスタッフを募集しています。
詳細はこちらのURLをご覧ください。
https://www.propane-npo.com/recruit/