ガス代が高いのはなぜ?原因や節約方法を徹底解説
ガス代が高いのは①ガス使用量の増加、②単価の値上がり、が一般的。ここではガスの使用量を減らす方法と、単価を大幅に下げる具体策を大公開中!
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いくらだと高い?世帯人数別や季節別ガス代の平均料金
はじめにご自宅のガス代が高いかどうか判断できるように、世帯人数別と季節別ガス代の平均料金をまとめました。ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
世帯人数別、季節別の一ヶ月のガス代平均額
世帯人数 | 1〜3月 | 4〜6月 | 7〜9月 | 10〜12月 |
---|---|---|---|---|
1人暮らし | 4,430円 | 3,304円 | 2,140円 | 2,358円 |
2人暮らし | 7,628円 | 5,512円 | 3,204円 | 3,539円 |
3人暮らし | 8,650円 | 6,159円 | 3,592円 | 3,964円 |
4人暮らし | 8,208円 | 5,903円 | 3,361円 | 3,666円 |
5人暮らし | 8,413円 | 5,577円 | 3,297円 | 3,239円 |
6人暮らし | 7,646円 | 5,933円 | 3,948円 | 4,350円 |
※都市ガス、プロパンガス両方を合算した世帯別平均料金です。
この表は全国平均のため、もちろん地域によって差があります。あくまでも目安として確認してみましょう。
ご自宅のガス代と平均額を比較して、いかがでしょうか? もし平均より高いガス代を支払っているのであれば、どのような原因があるのか知った上で対策をすることが大事です。
次章では、ガス代が高い原因3つを厳選しました。さっそく、どのような原因があるのか見ていきましょう。
ガス代が高い3つの原因
ガス代が高くなる原因は1つではなく、さまざまな原因があります。特に厳選した3つの原因は下記の通りです。
①使用量が多い
②単価が高い
③プロパンガスの特性
あなたのご自宅に当てはまる原因はありそうですか?
原因それぞれを詳しく解説していきます。
①ガスの使用量が多い
1つ目は、ガスの使用量が多いこと。当然ですが、ガスの使用量が増えるほど比例してガス代も高くなります。
では、使用量が多くなる原因は何なのでしょうか?
ガスの使用量が増える主な要因は以下の通りです。
- お湯の使いすぎ
- 季節的に暖房器具を使用した
- ガスコンロを使用する
お風呂を沸かしたり、キッチンで食器を洗うときにお湯を使うことで、ガスの使用量が増加していきます。また、ガスファンヒーターなどのガスを使用する暖房器具や、キッチンでのガスコンロの使用も、ガスの使用量が増える要因の一つです。
お風呂を沸かす機会が増えた方、暖房器具を使いすぎた等の心当たりがある方は、ガスの使い方について見直す必要があります。
<関連記事>:高いプロパンガス代は追い焚きやお湯張りのせい?
ガスの使用量を減らす方法は、ページ後半で解説しています。
②ガスの単価が高い
2つ目は、契約しているガス会社の料金単価によるものです。
プロパンガスは「自由料金制」のため、ガス会社によって単価が変わります。もっと言うと同じガス会社でも料金プランが何十種類もあります。
そのため、同じガス会社、同じ使用量でも家庭によって料金が変わるのです。
プロパンガスは公共料金だと思っている方、それは違います。プロパンガスは自由料金制のため、ガス会社が自由に料金を決めることが出来ます。
都市ガスは以前公共料金でしたが、規制料金ではなくなり、一部を除いて自由料金になりました。2017年4月1日から法律が改正され「ガスの小売全面自由化」が実現したからです。
そのため、差は小さいですが会社ごとに単価が異なる場合があります。
また、都市ガスの単価は原料価格や為替レートによって見直されるため、毎月変動します。一方プロパンガスは、規則的な変動ではないですが、原油の高騰時などに値上がりすることが多いです。
使い方は変わってないのにガス代が高くなったという方は、請求書などでガスの単価を確認してみましょう。
<関連記事>:プロパンガスと都市ガスの料金比較
特にプロパンガスを使用している方は、以下の料金診断でガスの単価が高いかどうかを30秒で診断できますので、試してみてください。
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③プロパンガスの特性
3つ目は、プロパンガスを使用していることです。一般的に、プロパンガスの料金は都市ガスの1.8倍〜2倍ほど高いといわれています。
結論、プロパンガスを都市ガス並みの料金で利用する方法がありますが、まずは高い原因をお伝えします。
なぜプロパンガスは高いのか、それは、ガスを供給する仕組みにあります。
都市ガスは、地下を通っている導管から供給される仕組みですが、プロパンガスはトラックでガスボンベを運ぶ必要があるため、輸送費や人件費がかかってしまうのです。
それだけではありません!
プロパンガス業界は古くから、価格競争を避けてきたという歴史があります。
プロパンガス会社は長年、近隣エリアの会社同士で手を組んで、プロパンガスを高い料金で維持・供給をしてきました。
消費者側は「ガス代は公共料金で値下げ交渉ができない」と思い込んでいる方が多いため、結果的に価格が高止まりしているという状況が続いています。
<関連記事>:プロパンガス料金が高止まりしているのはなぜ?理由と値下げ方法
また、プロパンガス会社は原油価格の高騰などを理由に、ガス代の値上げを頻繁に行います。問題なのは、値上げ後に原油価格が下がっても、多くのガス会社は値下げを行わないということ。
そのため、プロパンガスを使用している方は必要以上に高い料金を支払っている方がほとんどです。
プロパンガスの使用自体が原因なら、「プロパンガスそのものが悪いのか?」と思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。その点は次の「プロパンガス料金が適正かどうか」を判断する方法で説明します。
プロパンガスには「適正価格」が存在する
プロパンガスの「適正価格」をご存じでしょうか?
「適正価格」とは、都市ガスの価格を基準に「一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会」が定めた独自の価格です。
先ほどお伝えした「プロパンガスを都市ガス並みの料金で利用する方法」は、「適正価格」で供給するプロパンガス会社に切り替えることです。
一般的な家庭はプロパンガスの「平均価格」で契約していますが、「平均価格」は前述したとおり価格が高止まりしている状態のため、必要以上に高額になっています。
<関連記事>:プロパンガスの価格比較で料金見直し
プロパンガスを使用している方は、協会の定めている「適正価格」と比べて、高いかどうかを判断しましょう。
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以下に、都道府県別の「平均価格」と「適正価格」を比較した表をまとめています。
ガスの検針票・請求書をお手元に用意して、ご自身の都道府県を確認してみてください。
●【都道府県別】「平均価格」と「適正価格」の比較表
※適正価格=協会紹介価格(2024年11月現在)
北海道
東 北
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
関 東
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
甲信越
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
東 海
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
北 陸
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
近 畿
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
中 国
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
四 国
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
九 州
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
基本料金 | 従量単価 | ガス料金 (10m3使用) |
|
---|---|---|---|
平均価格 | 円 | 円 | 円 |
適正価格 | 円 | 円~ | 円 |
差額 | 円 | 円 | 円 |
削減率 | - | - |
<関連記事>:プロパンガス料金の適正価格 2024
いかがでしたでしょうか?
もし、表にある「適正価格」よりも高いガス代を支払っているようでしたら、下記の問い合わせボタンからメールを送るか、もしくは電話にて、協会に相談してみてください。「適正価格」で供給する優良なプロパンガス会社探しをサポートしてくれます。
ガス代が高い原因は「使用量が多い」「単価が高い」「プロパンガスの特性」であることがわかりました。
原因が把握できたところで、続いてガス代を節約して安くする方法を紹介します。
特にプロパンガスを使用している方は絶対に知っておくべき内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ガス代を節約する3つの方法
ガスの使用量を減らせばもちろん安くなりますが、ガスを使わないわけにはいきませんよね。ここでは、ガス代を無理なく節約する方法をお伝えします。
特にプロパンガスの方は大幅な節約ができる可能性があるので必見です。
①お風呂での節約方法
一般的な家庭では、ガス代の割合は「お風呂:キッチン他=8:2」といわれています。そのため、お風呂での一工夫がガス代の節約につながります。
追い焚きの回数を減らす※
家族間でなるべく間隔を空けずに入浴し、追い焚きの回数を減らしましょう。お風呂に蓋をすることで、次の人が入るときも温かい状態を保てます。1日あたり1回の追い焚きを無くすことで、年間で約6,190円の節約になります。
湯船を満杯にしない
ガスの使用量は、「水量×温度差」によって増えていきます。そのため、「沸かす水の量が増える=ガスの使用量が増える」のです。湯船を満杯にせず適切な水量にすることで、ガス代の節約、さらには水道代も節約できる一石二鳥の節約方法です。
給湯器の設定温度を適切に※
給湯器の設定温度が高ければ高いほどガスの使用量が増えます。そのため、必要以上に熱いお湯を使っていないか、確認してみましょう。
シャワーはこまめに止める※
不要なときはシャワーを止めましょう。45℃のお湯を流す時間を1日あたり1分短縮した場合、年間で約2,070円の節約になります。
シャワーヘッドを替える
節水タイプのシャワーヘッドは、一般的なものに比べて30〜70%の節水効果があります。使用するお湯の量が減る分、ガス代も節約できます。また、節水タイプのシャワーヘッドは手元に止水ボタンが付いているものもあるため、こまめに止めやすいのも一つのメリットです。
※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 家庭向け省エネ関連情報 | 無理のない省エネ節約
②キッチンでの節約方法
お風呂の次にガスを使用するのはキッチンです。キッチンでの一工夫も、ガス代の節約につながります。
電子レンジを活用する※
野菜の下ごしらえは、煮るのでは無く電子レンジで行いましょう。水を沸騰させる場合と比較すると、年間で約2,800円の節約になります。
お湯の温度を下げる※
熱いお湯で食器を洗っている場合は、温度を少しだけ下げるようにしましょう。例えば、給湯器の設定温度を40℃から38℃に下げると、年間で約1,430円の節約になります。
火が鍋底からはみ出ないようにする※
鍋底からはみ出ないように、強火から中火に変更することで、年間で約390円の節約になります。また、平たい底の鍋を使うことで熱伝導率がよくなり、ガスの使用量を減らすことができます。
※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 家庭向け省エネ関連情報 | 無理のない省エネ節約
③ガス会社変更での節約方法
プロパンガスをご使用の方は、ガス会社変更が最善の節約方法です。
なぜなら、協会の定めた「適正価格」で供給する、安くて良心的なプロパンガス会社に変更するだけで、月に数千円、年間で数万円もの節約が可能だからです。
今年協会に相談をして、ガス会社を切り替えた方々の節約率は平均37%※でした。
※2024年3月協会実績(対象:1~2月切り替え分)仮に月々のガス代が10,000円だった場合、6,300円に下がる計算になります。
愛知県在住 田中さん(仮名) ガス会社変更の事例
田中さんは夫と2人暮らしで、ガス代が毎月1万円を超えており、高いガス代に悩まされていました。
お風呂の設定温度を下げたり、湯船にふたをしたりと、一通りの節約方法を試しましたが効果は微々たるもので、それ以上にガス代値上げでますます苦しくなりました。
どうにかしたいと調べていた時、協会のホームページを見つけ、ガス料金診断を試したところ、「かなり高い!」との診断結果が。
さっそく協会に相談したところ、月額約3,400円、年間で約41,000円のガス代節約に成功しました。
日々の生活でガスの使用量を抑えるのも大事ですが、それ以上に、根本的な原因である高いガス単価を下げることが重要です。
お住まいの都道府県でガス代がどれくらい安くなるのか、以下の料金診断から無料でチェックできます。お手元にガスの検針票を用意して、確認してみましょう。
ガス代最大50%安く!
「少し高い!」または「かなり高い!」と出た方は、無駄にガス代を支払っている可能性が高いです。
少しでもガス代を安くしたい方は、下記問い合わせボタンより無料相談できますので、「ガス料金の相談がしたい」とお伝えください。プロの協会スタッフがご相談を伺います。
<関連記事>:プロパンガス料金相談窓口
ガス会社の変更はまず相談から!
ここまで読んでいただき、「うちのプロパンガス代が高い」「安いプロパンガス会社に変えたい」と思った方は、今すぐ相談しましょう。高いガス料金を払い続ける必要はありません。
ガス会社選びからガス会社変更まで無料で実施
協会では、無料でプロパンガス会社の紹介から変更まで行っています。これまでで累計6.2万人※のガス会社変更を実施してきました。
※:2024年4月現在「高いプロパンガス料金を安く、都市ガス並みの料金で提供したい」という協会の活動趣旨にご賛同いただいたプロパンガス会社を募り、会費をいただいて運営しております。
そのため、お問い合わせいただいた消費者からお金をいただくことは一切ございませんので、ご安心ください。
<関連記事>:協会の概要
変更後も安心『ガス料金見守り保証』
プロパンガス会社と契約した当初は安くても、時間が経つにつれて何かと理由を付け徐々に単価が値上がりしていくケースが後を絶ちません。
協会では、ご紹介するプロパンガス会社の不透明な値上げを許しません。
それを証明するのがこの「永久保証書」です。協会がご紹介したガス会社が万一不透明な値上げをした場合、利用者から報告をいただければ協会が事実関係を確認し、不適切と判断した際は、元の料金に戻すよう責任を持って交渉することを保証しています。
保証に関する費用も無料となりますので、ご安心ください。
- A.{{ item.num }}
この記事の執筆者
プロパンガス料金消費者協会スタッフ
Nakakoshi
プロパンガスの「適正価格」を広めるために、日々勉強中。
消費者にとって有益な情報を発信しています。
プロパンガス料金消費者協会
- ・1950年
- 群馬県伊勢崎市生まれ。
- ・1980年
- ソード株式会社(後の東芝パソコンシステム株式会社)に入社。
- ・2010年
- 一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会を設立して理事に就任。
- ・2011年
- 同代表理事に就任。現在に至る。
- ・2023年
- BSテレビ東京「マネーのまなび」で、不透明なプロパンガスの料金について取材を受け、番組内で解説。
設立当時、プロパンガスは都市ガスに比べて約1.8倍も高い状況にも関わらず、消費者が相談できる団体は皆無であった。そこで、鈴木は消費者の立場に立って、不透明なガス代について料金面から取り組む団体として協会を設立した。
それまで存在しなかったプロパンガス料金の“適正価格”の設定に奔走。大手供給業者の賛同を得て、設立10年足らずで”適正価格“を共通言語として全国展開を達成し、130社以上のプロパンガス会社とパートナー契約している。
現在はプロパンガスの”適正価格“の指標になる「CP速報」を毎月執筆し、ガス料金の適正価格での供給に貢献している。
プロパンガス料金消費者協会からのお知らせ
ガス料金削減コンサルタント、Webデザイナー・コーダー募集中!
一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会では、当協会の活動に必要なスタッフを募集しています。
詳細はこちらのURLをご覧ください。
https://www.propane-npo.com/recruit/