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LPガスの平均価格と適正価格の違い

LPガスの平均価格と適正価格の違い

LPガスの平均価格と適正価格の違いを正確に理解している消費者は少なく、平均価格と適正価格を混同している方がほとんどです。ここで平均価格と適正価格の違いを正しく理解し、ご家庭のガス料金が適正かどうかの判断基準を持っておきましょう。

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LPガスには『標準価格』が存在しない

ご存知でしたか?プロパンガスには標準価格というものがありません。理由はプロパンガスが公共料金ではなく自由料金であるため、ガス会社が独自に価格を決定しているからです。

<関連記事>:プロパンガスは公共料金ではありません!

経産省の外郭団体である一般財団法人日本エネルギー経済研究所「石油情報センター」のウェブサイトには、都道府県別の一般小売価格というものが公表されています。

これは高値で商売しているガス会社の販売価格の平均をとったものなので、全国的にどの地域も高めの設定になっています。

それに対して、適正価格は「一般社団法人プロパンガス料金消費者協会」が独自で設定したプロパンガスの"適正な価格"のことをいいます。

<関連記事>:プロパンガス料金の適正価格 2024

プロパンガス業界には適正価格という概念がなく、ガス会社が好き勝手に料金を設定して商売を続けてきました。

そこで、公共料金である都市ガスと、自由料金のプロパンガスとの大きな価格差に疑問を呈した協会が考案した理想の価格帯、それが適正価格です。

今回は、LPガスの平均価格と適正価格の違いについて詳しく解説していきます。

LPガスの平均価格とは何か?

先にも述べた通り、LPガスの平均価格は一般財団法人日本エネルギー経済研究所の附置機関である「石油情報センター」が調査をしてホームページ上で発表をしています。

「エネ研・石油情報センター」は石油やエネルギー関係の一般小売価格のデータを提示している団体で、LPガスのほかにもガソリン、軽油、灯油の小売価格の調査も行っています。

LPガス価格に関する調査においては、LPガスの販売店での小売価格を調べています。ホームページ上の「確報調査」は全国約3,000店、「速報調査」は全国約850店の協力を得て調査しています。

「確報調査」では全国を268のブロックに分割して、都道府県別には最低30店を対象として調査が偏らないようにしています。(参考:「エネ研・石油情報センター」より)

この情報は誰でも閲覧できます。経産省の外郭団体で調査対象が広く最も信頼できるといえるでしょう。しかし、知っておきたい点があります。それは平均価格が非常に高値だということです。

平均価格が高値になる理由

1.プロパンガス事業者同士が協定を結んでいる

LPガス事業者は大小合わせると 一つの地域に200以上は存在します。地域内で一社だけガスを安く提供すれは、当然消費者はそちらに流れてしまい価格競争が起こってしまいます。

それを防ぐためにプロパンガス業界には、高い単価を維持し業者同士が顧客の取り合いをしないように協定を結んできた歴史があります。こうして規模の異なる業者同士がともに生き残れる形をとってきたのです。

2.ガス事業者が自由に価格を決めている

LPガスは販売事業者が自由に価格を決めて売る「自由料金制」です。仕入れ、人件費、配送コスト、さらに利益を考慮して自由に料金を設定し販売しています。

自由料金なのを良いことにガス料金を必要以上に高くして利益を上げる悪質な事業者も少なくありません。原油価格の高騰を理由に値上げを繰り返すものの値下げには消極的というのが現状です。これがLPガスの料金が高くなる最大の理由です。

<関連記事>:ガス会社は値上げに敏感値下げに鈍感

3.配送コスト・人件費がかかる

プロパンガスはガス容器を各家庭まで人の手によって配達します。配送コストがかかるほかにも、ガス容器とガスメーターをつなぐ高圧ホースや圧力調整器などの点検、検針も人の手で行われるので人件費がかさみます。そのためLPガス代は高くなるのです。

全国的に見ると配送コスト・人件費には大きな地域差があり、北海道、東北、九州の山間部や過疎地などではより高くなる傾向にあります。

4.供給設備費用がかかる

LPガスを新規で利用するには、配管工事代や供給設備取り付けなどの初期費用がかかります。一般的に15万円程度です。

プロパンガス業界の昔からの慣習で、この費用はガス会社が立て替えてくれる場合が多いので、一見、消費者にとってメリットがあるように思えます。

しかし、実際には月々のガス料金に初期費用分が上乗せされているので、単価としては高額になります。これも平均価格を高くしてしまう理由の1つといえるでしょう。

なぜ平均価格を調べる必要があるのか

LPガス料金はガス会社によって異なります。プロパンガスは自由料金制のため法律での規制がなく、各社がそれぞれのコストと利益を計算して独自にガス料金を決定します。

ですから、あなたが良心的な価格のガス会社を見つけるためには、複数を比較検討する必要があります。

その際の目安として、自分の住んでいる地域の平均価格がどれくらいなのかを把握しておけば、検討しているガス会社のガス料金が高いのか安いのか判断するのに役立ちます。

気を付けてほしいことは、提示されたガス料金が平均価格と同等でも安心してはいけないということです。先にも説明したとおり、平均価格自体が高値になっていますから、平均価格と同じ料金を提示するガス会社は「高い」と判断するのが正解です。

LPガスの適正価格とは何か?

適正価格は「一般社団法人プロパンガス料金消費者協会」が独自に設定した価格です。

プロパンガスの平均価格は都市ガスと比較すると2倍ほど高いというデータが出ていますが、同じ家庭用ガスでこれだけ価格差があるのは大きな問題だと考えた協会は、都市ガス並みの価格で供給できないものかと考え、適正価格の実現化に向けて活動を開始しました。

実際に都市ガスの2割増し程度の価格を目指しました。プロパンガスは都市ガスと比較してカロリーが約2.23倍あります(1立方メートルあたりプロパンガス24,000Kcal、都市ガス10,750Kcal)。

そこで都市ガスの価格を2.23倍した数値を「適正価格」として採用しました 。

ガス料金は契約時だけ安くて、その後に値上げされてしまうのでは全く意味がありません。ですから「適正価格」は杓子定規ではなく、協会の趣旨に賛同してくれるガス会社が安定して提供できるような現実的な価格を目指しました。

  • ガス会社にとって経営を維持する最低限の利益が得られる価格
  • 消費者が都市ガスやオール電化に切り替えなくてもよいと感じられる値頃感

この2点のバランスがとれる範囲で価格を設定しています。

なぜ適正価格を知る必要があるのか

LPガスの利用者であれば、誰でも安く安定して供給してくれるガス会社を使いたいと思うのが当然でしょう。それにはまず、現在のガス料金と適正価格の差を調べるなど現状を正しく理解することが大事です。

協会サイトの「ガス料金自動診断」に使用量と合計請求金額を入力すると1分で、以下の情報が入手できます。

  • 現在のガス単価 〇〇〇円
  • 高いか安いかの診断結果
  • 協会経由でガス会社を乗り換えた際のガス単価 〇〇〇円
  • 現在の合計請求額/月と乗り換え後の請求額/月
  • 現在の合計請求額/月と乗り換え後の月間・年間の節約額

自分の住んでいる地域をクリックし、料金自動診断を試してみましょう。下記バナーからもアクセスできます。

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適正価格より高いあなたがすべきこと

ガス料金が適正価格よりも『高い』という結果が出たら、ガス会社を乗り換えるのが一番です。

自分でガス会社を選定し料金比較しながら1社に絞り込むのは、思っている以上に手間のかかる作業です。第一に、選定したガス会社が提示する価格が継続するのかどうかが非常に曖昧です。

ガス会社乗り換えに不安があるという方におすすめなのが、変更の一斉を代行できるガス会社変更のエキススパートを利用することです。

私たちプロパンガス料金消費者協会を経由してガス会社の乗り換えをすれば、手続きが楽になるだけでなくたくさんのメリットがあります。

  • 手数料・紹介料が一切無料
  • 実に今のガス料金よりも安くなる
  • 頼できるガス会社を紹介してもらえる
  • 約後に不透明な値上げがない
  • 「ガス料金見守り保証」が付く

協会では、全国130社(2024年9月調べ)のLPガス会社と契約を結んでいます。会員会社は適正価格の維持を約束しているので、不透明な値上げの心配がありません。

ガス料金見守り保証

さらに、紹介者である協会の責任として、万一、不透明な値上げが発覚してしまった場合には、協会が事実確認をした上で、元のガス料金に戻す「ガス料金見守り保証」を付与していますので、適正価格で継続的に安心してプロパンガスをご利用いただけます。

早速、協会に問い合わせをしてみましょう。

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「LPガスの平均価格と適正価格の違い」について解説しましたが、いかがでしたか?平均価格と適正価格と聞くと、どちらも同じようなものと思いがちですが、その内容には大きな差があります。

平均価格は、高値で商売しているプロパンガス事業者の販売価格の平均をとったものなので全国的に見て割高な設定です。それに対して適正価格は、プロパンガス料金消費者協会が業界に掲げたプロパンガスの"適正な価格"です。

違いをしっかり理解してガス料金比較の参考にしてみましょう。

比較した結果、現在のガス料金が適正価格より高い場合はガス会社の乗り換えをするのが得策です。

プロパンガス料金消費者協会はご家庭の条件にあったベストなガス会社を無料でご紹介します。今よりもガス料金が安くなるだけでなく、適正価格の維持を約束しています。

LPガスの平均価格と適正価格の違いまとめ

LPガスの平均価格とは?

LPガスの平均価格は一般財団法人日本エネルギー経済研究所の附置機関である「石油情報センター」が調査をしてホームページ上で発表をしている価格です。詳細はこちら

LPガスの平均価格が高値になる理由は?

LPガスの平均価格は非常に高値だと言えます。高値になる理由はこちらをチェックしてください。

LPガスの適正価格とは?

適正価格は「一般社団法人プロパンガス料金消費者協会」が独自に設定した価格です。詳しくはこちらでご紹介します。

LPガスの適正価格より高い場合にすべきことは?

ガス料金が適正価格よりも『高い』という結果が出たら、ガス会社を乗り換えるのが一番です。その理由と方法はこちらをご覧ください。

(H)
〈監修者〉 監修者
一般社団法人
プロパンガス料金消費者協会
代表理事 鈴木 秀男
・1950年 
群馬県伊勢崎市生まれ。
・1980年 
ソード株式会社(後の東芝パソコンシステム株式会社)に入社。
・2010年 
一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会を設立して理事に就任。
・2011年 
同代表理事に就任。現在に至る。
・2023年 
BSテレビ東京「マネーのまなび」で、不透明なプロパンガスの料金について取材を受け、番組内で解説。

 設立当時、プロパンガスは都市ガスに比べて約1.8倍も高い状況にも関わらず、消費者が相談できる団体は皆無であった。そこで、鈴木は消費者の立場に立って、不透明なガス代について料金面から取り組む団体として協会を設立した。

 それまで存在しなかったプロパンガス料金の“適正価格”の設定に奔走。大手供給業者の賛同を得て、設立10年足らずで”適正価格“を共通言語として全国展開を達成し、130社以上のプロパンガス会社とパートナー契約している。

 現在はプロパンガスの”適正価格“の指標になる「CP速報」を毎月執筆し、ガス料金の適正価格での供給に貢献している。

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