固定費の見直し方は?ガス料金から始めて家計をガッチリ節約!
固定費の見直しを考えている方に役立つ情報をお届けします。家計の中で固定費は毎月一定額支払う必要があるため、これを減らすことで年間や長期的な節約につながります。固定費を見直す際、意外な盲点となっているのが『ガス料金』ということは、あまり知られていないかもしれません。固定費をガッチリ節約する方法をご紹介します。
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家計の固定費を見直すと節約につながる理由
多少の変動はあるものの、毎月一定の支払いが発生するもの
イベントやその月の消費量によって変わるもの
となります。
電気・ガス・水道代などの光熱費、住宅ローン・家賃、スマホ・インターネット通信費、自動車保険、生命保険、医療保険
食費、日用品、被服費、娯楽費、医療費、冠婚葬祭費
なぜ家計では固定費の見直しが節約になるかと言えば、毎月支払う必要のある固定費を減らすと、年間で見れば大きな額になるからです。例えば月に千円固定費を減らすことができれば、それだけでも年単位で1万2千円の節約になるのです。
家計の固定費の見直し方①光熱費
光熱費は生活環境や使用量で変わってしまい毎月一定の額ではないですよね。そのため、光熱費は固定費に含まれるの?とお思いの方も多いかもしれません。
しかし、光熱費の基本料金は毎月変わらないため固定費として扱われます。ですから毎月少しでも減らすことができれば、年間で大きな節約につながります。
ご家庭のガス代や電気代などの光熱費が高いと思っている方は多いのですが、具体的な理由を見てみると、以下の原因があることがわかります。
- 単純に使用量が多い
- 住宅の断熱効果が低い
- 単価が高い
単純に使用量が多いのであれば日々の生活で気を付けることはできますが、大きな節約が見込めないということも多いです。
また、住宅の断熱効果が低い場合には、リフォームなどをしない限り構造を変えることはできないためすぐに取り組めるものではありませんし、賃貸住宅であればなおさら難しい問題です。
現在、電力会社やガス会社はこぞって価格の見直しを行い、新しい料金プランなどを出していますが、契約当初のプランのまま使い続けている場合は、節約できる可能性も少なくなるでしょう。
ガス料金の見直しは家計の大幅な節約になる!
電気料金は最近自由料金制になったばかりですが、ガスは昔から自由料金制なので、本来消費者が自由に契約する会社を選ぶことができます。
そこで、ガス単価の低い会社を選ぶことができれば、かなりの固定費節約につながります。
それではガス単価の安いガス会社をどのようにして見つけたらよいのでしょうか。
プロパンガス料金消費者協会では、ガスを適正価格で供給する全国のガス会社と提携を結んでいますので、ご相談いただければ無料でご紹介できます。
適正価格でガスを供給するガス会社に変更することで、 平均して30%ガス代を節約することができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
<関連記事>プロパンガス代を30%安くする方法
家計の固定費の見直し方②住居費
家計の固定費の中でも多くを占める家賃や住宅ローン返済といった住居費を見直しすることで、かなりの固定費削減が期待できます。具体的な方法は以下になります。
- 賃貸の場合、今より安い家賃の物件に引っ越しする
大幅な節約ができると言っても、引っ越し費用や手数料などを考慮すると、長く住んで初めて元が取れる計算になる可能性も高いため、特に一人暮らしの方などは事前に検討が必要です。
- 自己所有の場合、金利の安い住宅ローンに借り換える
住宅ローンの借り換えも、手数料を含めると結果として節約にならないことがあるため、シミュレーションなどを使って、確実にお得になるローンを選ぶことをおすすめします。
繰り上げ返済は、住宅ローンの合計支払金額を減らすのに有効ですが、余裕資金を残しておくことも大切です。
家計の固定費の見直し方③通信費
自宅のネット接続料金やスマホ料金は企業間の価格競争が進んでいるため、固定費を大きく減らせるケースが多いです。通信費節約の効果が高い方法は、以下になります。
- 家族割を利用する
- 格安SIMを活用する
- 格安プロバイダーを利用する
一人1台スマホを持つ時代になりつつあり、全員の合計通信費が家計を圧迫しているというご家庭も多いです。最近は、別居の家族でも家族割を使える会社もあるので、積極的に活用しましょう。
また、SIMフリーのスマホを使用して格安SIMカードを入れれば、毎月の通信料が2千円~3千円になります。大手キャリアを使用している人なら、毎月5千円程度節約できる可能性があります。この例で考えると5千円x12か月=6万円の節約になります。
自宅でインターネットに接続する際は、固定電話のWi-Fiプランなどを利用するのがおすすめです。スマホのデータ通信料も、Wi-Fiを使えば節約できます。格安プロバイダーが様々なお得プランを提供しているので、より安い価格のプランを厳選しましょう。
家計の固定費の見直し方④車両費
自動車を保有している場合、車検や税金、保険などの費用はもちろん、ガソリンも家計の固定費を圧迫します。
- 自動車保険の見直し
- カーシェアリングを利用する
自動車の任意保険は、同じ補償内容でも保険会社によってかなり開きがあります。最近はネットで契約できる保険なら、かなり保険料が安く済むのでおすすめです。
駅に近い場所に住んでいる場合などは、公共の交通機関も利用しやすいため、自動車を持たずにカーシェアリングを活用するという方法も大きな節約になります。
家計の固定費の見直し方⑤医療保険費
生命保険や医療保険など、保険料も毎月かかる固定費です。以下の方法で見直していきましょう。
- 保険の乗り換え
- 重複する補償内容が無いか見直し
今のプランで値下げということはできませんが、新しいお得なプランに乗り換えることで、保険料を節約できるケースがあります。
また、複数の保険に加入している人は、重複している補償内容が無いか見直して、場合によっては不要な保険を解約することをおすすめします。
家計の固定費の見直し方⑥教育費
子どもがいる場合は、学校の授業料や習い事なども教育費に含まれます。
- 習い事の見直し
学校の授業料などは決められた額を支払う必要があるため、見直しすることができませんが、習い事や塾については本当に費用対効果があるのか見直しすることが可能です。家計の固定費を圧迫している場合には、しっかり見極めて絞り込むことが重要です。
固定費の見直し方は?ガス料金から始めて家計をガッチリ節約!まとめ
家計の中で固定費とは?
固定費=多少の変動はあるものの、毎月一定の支払いが発生するもので、電気・ガス代など光熱費、住宅ローン・家賃、スマホ・インターネット通信費、自動車保険、生命保険、医療保険、教育費です。詳細はこちら。
家計の固定費を見直しすると節約になる理由は?
光熱費や住居費などの固定費は、月々一定の額がかかるため、毎月少しでも減らすことができれば年間でかなりの額になるからです。詳細はこちら。
光熱費の中でもガス代を見直すことをおすすめする理由とは?
プロパンガスを利用しているご家庭なら、ガス会社を変更することで平均して30%ガス代を節約することができます。詳細はこちら。
この記事の執筆者
パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
3人の子を持ち、日頃から節約意識も高いことから、ガス代がお得になる仕組みにどっぷりとはまっています。多くの人に役立つ記事を心がけています。
プロパンガス料金消費者協会
- ・1950年
- 群馬県伊勢崎市生まれ。
- ・1980年
- ソード株式会社(後の東芝パソコンシステム株式会社)に入社。
- ・2010年
- 一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会を設立して理事に就任。
- ・2011年
- 同代表理事に就任。現在に至る。
- ・2023年
- BSテレビ東京「マネーのまなび」で、不透明なプロパンガスの料金について取材を受け、番組内で解説。
設立当時、プロパンガスは都市ガスに比べて約1.8倍も高い状況にも関わらず、消費者が相談できる団体は皆無であった。そこで、鈴木は消費者の立場に立って、不透明なガス代について料金面から取り組む団体として協会を設立した。
それまで存在しなかったプロパンガス料金の“適正価格”の設定に奔走。大手供給業者の賛同を得て、設立10年足らずで”適正価格“を共通言語として全国展開を達成し、130社以上のプロパンガス会社とパートナー契約している。
現在はプロパンガスの”適正価格“の指標になる「CP速報」を毎月執筆し、ガス料金の適正価格での供給に貢献している。
プロパンガス料金消費者協会からのお知らせ
ガス料金削減コンサルタント、Webデザイナー・コーダー募集中!
一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会では、当協会の活動に必要なスタッフを募集しています。
詳細はこちらのURLをご覧ください。
https://www.propane-npo.com/recruit/