田原市のプロパンガス（LPガス）適正料金と平均価格

愛知県田原市に住む村上さん（仮名）

先日、中古住宅を購入しました。プロパンガスは、この家に設置されていたボンベとメーターの会社が、たまたま引っ越し前に使っていたガス会社と同じだったのでそのまま契約しました。

けれどなぜか前よりもガス料金が高いので、協会に適正価格かどうか判断してもらいたく思い問い合わせしました。

「田原市にある中古住宅を購入しました。家にはボンベとメーターが付いていましたが、その会社は引っ越し前に使っていたガス会社と同じだったので、安心して開栓しました。

住んでからまだ1ヵ月しか経過していませんが、以前使っていたときのガス代と比較して、非常に高いと感じます。使用量はほとんど変わらないのに、税込の請求金額が1万円を超えています。

以前と今では原油の高騰や円安など、状況が同じではないにしても腑に落ちません。

今のガス会社は、長い間使っていた馴染みのガス会社ということもあり、安心できる部分もあるのですが、一方で、期待を裏切られた思いもあり残念です。協会に適正なのかどうか料金を診断していただきたいと思います。

もし高い場合、優良なガス会社を紹介していただきたいのですが、田原市でいいガス会社はありますでしょうか」

使用量：17.1m³、請求額：11,043円
基本料金：1,980円、従量単価：530円

村上さんは、ガスの料金体系は引っ越し前と同じだと思っていたので、契約時に従量単価の確認はしませんでした。ちなみに以前は基本料金1,800円、従量単価410～450円程度だったそうです。

同じガス会社でなぜ単価が異なるのかという点については、おそらく村上さんの場合、築5年という築浅物件だったために、以前の入居者が払っていた割高な単価設定で請求されたのだと考えられます。

これは、無償貸与契約が問題となっているケースです。家を新しく建てる際、配管工事費用をガス会社が無償で立て替えることがありますが、その代わり施主はそのガス会社と15年間の契約を結びます。

この場合の無償とは決してタダというわけではありません。15年の契約期間中、ガス料金にはその分が上乗せされるので、単価は高めに設定されるのが普通です。

ガス会社から見たら、この物件に関しては、新築時に費用負担した配管工事費用が未回収であるはずです。

前の入居者が払い残した分を精算してもらわないと採算が取れないので、次の入居者に払わせるつもりでそのまま割高な価格を設定したのでしょう。

本来なら、ガス会社だけでなく前の入居者や不動産会社も交えてこの契約を引き継ぐのかどうか話し合いをすべきところでしたが、今回は何の説明もなかったことが問題となりました。

村上さんはこのような事情を初めて知り、大変驚かれました。中古物件の購入にはよくあるトラブルですが、当協会ではこのような相談も受け付けているので、希望通り良心的なガス会社を紹介することになりました。

田原市に配送ルートを持つ当協会の会員ガス会社を紹介しました。

「現在のガス会社に交渉するのは億劫だったので、協会にサポートしていただけて、手間もかからずガスの切り替えが完了できてよかったです。

「ガス料金見守り保証」も付いているので、不透明な値上げの心配もなく、継続した適正価格にて供給されるため、安心して生活できます」とい大変感謝されました。

基本料金：1,650円　従量単価：352円