加茂郡川辺町のプロパンガス（LPガス）適正料金と平均価格

岐阜県加茂郡川辺町に住む浜田さん（仮名）

我が家のガス料金が高いことを知り、ガス会社を替えようとインターネットで調べてみると、一番上に協会が出てきたので規模が大きな団体だと思い、問い合わせました。

「木造平屋戸建の借家です。私は20年、加茂郡川辺町のこの家に住んでいますが、これまでプロパンガス会社を替えるという意識がまったくありませんでした。

しかし、2ヵ月前に隣の家の方がガス会社を切り替えていることを知りました。

ここは借家が13棟並ぶ団地なので、切り替える際には大家さんの許可が必要だということは協会サイトで勉強済です。けれど隣の家が替えられたということは、我が家もできると思いました。ぜひ、我が家にもガス会社を紹介してください」

使用量：6.4m³、請求額：7,164円
基本料金：1,980円、従量単価：810円

岐阜県加茂郡川辺町におけるプロパンガスの平均価格は基本料金1,857円、従量単価565円です。浜田さんのガス料金を診断したところ、この平均をはるかに超え価格だということが分かります。

ガス料金が高いと浜田さんが思うのも無理はありません。

浜田さんから「なぜ、こんなにも料金が高いのか」と聞かれました。

その理由として考えられるのは、浜田さんはかれこれ15年も同じガス会社を利用していること、 "料金が高い"とクレームや料金交渉を一度もしていないことなどが挙げられます。

プロパンガス業界は各ガス会社で自由に価格設定できる自由料金です。したがって、原油が高騰すると、仕入れ値も上がるので、その都度ガス会社は値上げをして対応します。

通常、中東などの産ガス国は日本の需要量に合わせて単価を変動させます。冬場に高くなり夏に安くなる、というのが一般的に決まったパターンです。

けれどもそれをいいことに、ガス会社によっては、原油が上がると値上げをするのに、逆の理由で値下げをしてくれる会社はあまりありません。

毎年値上げだけが繰り返されるガス会社を選んでしまうと、知らず知らずにガスの単価は上がり、気が付いたら法外に高いガス代を支払っていたという話は多くあります。

浜田さんは、大家さんにガス会社切り替の許可をいただくために数日時間が必要になりましたが、後日正式な変更依頼をいただくことができました。

当協会が考える岐阜県の戸建適正価格は基本料金1,650円、従量単価352円であることと、その妥当性を説明した上で、今回浜田さんに紹介するガス会社の料金体系も同等であり、契約後も不透明な値上げがないことを伝えしました。

「基本料金1,650円、単価352円になったことで、7,164円だった請求額が3,903円になります。料金の差額は約3,300円にもなりますから、今回切り替えて本当に助かりました」と感謝の言葉をいただきました。

基本料金：1,650円　従量単価：352円