横浜市緑区のプロパンガス（LPガス）適正料金と平均価格

神奈川県横浜市緑区に住む星野さん（仮名）

協会サイトに我が家と似たような事例が載っており、一般社団法人という安心感もあって、協会に問い合わせをしてみようと思いました。

「以前から自宅のある横浜市緑区にプロパンガス会社のブローカーが来ており、勧誘には応じていませんが、これがきっかけでプロパンガス料金について情報収集をするようになりました。

我が家のガス料金は1立方メートル当たりの単価が490円で、非常に高いことが分かっています。

ただ、自宅は平成10年に新築した際、ガス配管工事一式を無償貸与してもらっていたので、契約上15年間は身動きが取れませんでした。けれど、先月でやっと築15年を迎えたので契約満了となりました。

これで現在のガス販売店とはしがらみもなくなったので、ぜひ、協会から適正料金で一生使える優良ガス会社を紹介してほしいです」

使用量：13.6m³、請求額：8,314円
基本料金：1,650円、従量単価：490円

一戸建てを新築する場合、ガスの配管工事をプロパンガス会社が無償で行う代わりに、施主はその会社を15年間利用するという慣習がありますが、これはプロパンガス業界ではよく知られた「無償貸与契約」というものです。

ガス会社が配管工事費用を負担してくれるので、消費者にとっては何の負担もなく表向きは良い方法だと思う方も多いでしょう。

しかし、「15年の継続利用を約束しなければならない」「ガス配管工事料金は決して無償ではなく、毎月の従量単価に上乗せされている」ということを十分理解しておく必要があります。

本来なら、15年経てばガスの配管代の減価償却は終了するので、当然、単価は下がるはずです。

けれどこの点についてガス会社は非常に曖昧です。自発的にガス料金を値下げしてくれる会社はまずありません。15年超過したあとも、ほぼ100％単価は据え置きです。

それどころか値上げされてしまうケースの方が多いかも知れません。プロパンガス業界の悪しき慣習と言わねばなりません。

そのことをよくご存じだった星野さんは、15年経過してから1ヵ月目の請求書をじっくり検査したそうです。そして全然安くなっていないのを確認しました。これはとても賢明な行動であると言えます。

星野さんはこのようなガス会社はさっさと見切りをつけたいと、当協会に横浜市緑区に供給出来る優良ガス会社の紹介を依頼されました。

星野さんの現状のガス料金は、適正な価格帯より182円も割高になっていると改めて説明をしました。そして当協会に加盟しているガス会社のうち、横浜市内に事業所のある会社を紹介しました。

また、当協会経由でガス会社と契約された方には、「ガス料金見守り保証」が付くので、長期的に適正価格でプロパンガスを使うことができることも補足しました。

従量単価が182円も安くなった星野さんは、「すでに定年を迎え、これ以上収入を増やすことはできないので、年間で29,702円も削減出来るのはたいへんありがたいです。浮いたお金で孫におもちゃを買ってあげられます。

新しいガス会社の担当者の方も非常に対応が良かったので、これでひと安心できます」とお礼の言葉をいただきました。

基本料金：1,650円　従量単価：308円