日野市のプロパンガス（LPガス）適正料金と平均価格

東京都日野市に住む斎藤さん（仮名）

今回は非常に困っていたので色々検索しました。こんな良いところがあるとわかっていたらもっと早く相談すれば良かったと思っています。

「3週間ほど前に、あるガス会社の代理店をしているという会社のセールスマンが訪問してきて、安くなるというので委任状に署名捺印をして渡してしまいました。

その後、インターネットでそのガス会社のことを調べてみると、あまりに評判が悪いので心配になってしまいました。

ガス会社からは工事日の決定を催促され、設定したものの踏み切れずに1度延期してもらいました。そして再設定された工事予定日が明日に迫っています。

委任状を渡してから1週間がクーリングオフの期間だと聞いていますが、もうとっくに1週間は過ぎています。今さらキャンセルは無理でしょうか？

自分で判断して委任状を書いてしまったとはいえ、考えれば考えるほど心配になってしまって落ち着きません。こんな不安な状態でこのガス会社にするのは避けたいです。協会経由で優良なガス会社を紹介していただけるとありがたいです。

使用量：10m³、請求額：6,050円
基本料金：1,650円、従量単価：440円

斎藤さんのお宅が現在契約しているプロパンガス会社の料金は、基本料金が1,650円で1立方メートルあたりの従量単価が440円でしたから、約15年継続利用している割には比較的安い金額だと思います。

しかし、すごく高い訳ではなくとも決して適正価格とは言えません。当協会の基準では、日野市の適正価格は308円前後となっています。単価で100円安くなれば月額では1,000円ほど節約することができます。

しかし、問題は3週間前に渡してしまった委任状の存在です。すでにクーリングオフできる期間は終わっているのです。

当協会としては具体的にアドバイスをする前に、既に渡してしまった委任状がありクーリングオフ期間も過ぎているのに、キャンセルすることができるかどうかという点を確認することにしました。

当協会の顧問弁護士に相談したところ、キャンセルすることは問題がないということが判明しました。根拠は、署名捺印したのが契約書ではなく「委任状」だからです。

契約書であれば相手の合意なくしてキャンセルはできませんが、委任状であれば「取り消す」だけで良いとのことでした。つまり契約はこの時点では成立していないのです。

斎藤さんにこのことをお伝えして、斎藤さんはすぐに委任を撤回しました。そのあと協会の会員ガス会社をご紹介し、無事業者さんを変更することができました。

新しいプロパンガス会社は、関東地方のほぼ全域にプロパンガスを供給している大手の会社です。この会社の料金は、基本料金が1,650円で1立方メートル当たりの従量価格が308円です。

従来の単価よりも132円ダウンですので同月に比較して1,320円の節約です。「ガス料金見守り保証」がついているので、不透明な値上げの心配もなく、継続した適正価格にて供給されるため、斎藤さんとしては安心してご利用いただけると思います。

基本料金：1,650円　従量単価：308円