和歌山市のプロパンガス（LPガス）適正料金と平均価格

和歌山県和歌山市に住む上田さん（仮名）

ホームページを見つけて内容を読んでみたら、知りたい情報が詳しく書いてあり、実績もありそうだったので相談しました。

「今まで大阪市内で都市ガス利用のマンションに住んでいましたが、和歌山市内の実家をリフォームして両親と同居することになり、実家のライフラインを確認していたらプロパンガスを使用しており、ガス料金がとても高いことに気が付きました。

過去の検針票を母が捨てずに持っていたので見直してみると、ここ数年でかなり値上がりして高くなっていることがわかりました。

今まで都市ガスを使用していた身からすると、目が飛び出るような請求金額なので、急いでネットで調べ始め、協会の存在を知り電話しました。

できれば料金の安いガス会社を紹介していただきたいのですが、和歌山市内でも見つかりますか」

使用量：15m³、請求額：11,110円
基本料金：1,870円、従量単価：616円

大阪市内では都市ガスを使用していた上田さんがご実家に戻ることになり、初めてプロパンガスの料金を知り、驚かれたのは無理もありません。

検針票から算出すると、ご実家のガス料金は基本料金1,760円、1立方メートルあたり616円と言うことで、基本料金は適正な料金と言えるものの、従量単価は和歌山市エリアで当協会が考える適正価格よりも高い設定であることがわかりました。

残念ながら、和歌山県だけでなく、近隣の奈良県や大手ガス会社も多いはずの大阪府でさえ、未だにこのような料金をお支払いになっている消費者はとても多いようです。

上田さんが検針票を調べても明らかなように、ここ数年の間にガス料金は徐々に値上がりしていたようです。

実際この数年、最も高い時でガス料金の指標となるCPが現在の2倍以上に値上がりしたことがありましたが、その時でさえ協会の適正価格は現在よりも平均30円～50円値上がりした程度です。

上田さんのご実家のガス料金は、どう考えても高すぎるということです。

しかし、いくら原油の輸入価格が下がっているからと言っても、ガス会社も健全に事業を運営していくためにはある程度の利益も必要です。それがあって初めてお客様への誠実なサービスも成り立つと思います。

ですから価格を激安にして、明らかに近い将来値上げをしなければ経営が立ち行かないような事業を展開するガス会社と契約することは危険ですので、単なる「ガス料金の安い会社」を選ばないよう気を付ける必要があります。

上田さんには適正料金の重要性を十分にご理解いただき、現在のガス会社と特別な提携関係もなく、和歌山市内に配送ルートを持ち、協会が考える和歌山県の適正価格で供給可能なガス会社を選定してご紹介いたしました。

上田さんの二世帯住宅は人数が6人で台所が2か所、お風呂1か所、さらにシャワールーム1か所と言うことで、現在のご両親の使用量の2倍以上になることは必至です。

これまでのガス会社とそのまま付き合っていた場合と比較すると、月額約3,000円程度、夏場の使用量が少し減ったとしても、年間で約37,000円近く節約につながることがわかり、とても喜んでいただきました。

基本料金：1,760円　従量単価：418円