ご報告
2024年7月2日に施工されたプロパンガスの法律改正のため、
大家さん向けのサービスが完全停止していましたが、このところ多少動きが出てきました。
復活の程度としては、よちよち歩き程度ですが、少しはお役に立てるかもしれません。
ガス会社の切替によるメリットをご希望の方、エリアや相手ガス会社にもよりますが、
法令順守の範囲内で最大限お力になれればと思います。
以下のコンテンツは法令改正前に作成されたもので、現在有効ではありません。
ご注意ください。
空室対策のアイデアはコスパで選択！画期的な裏技をご紹介
空室対策にお悩みの大家さんが助かるアイデアをご紹介していきます。様々な方法はあるものの、ネックとなるのはそのコストです。コストをかけずに対策できるなら、すぐにでも試したいというオーナーも多いはず。ぜひ参考にしてください。
空室対策のアイデア
空室対策のアイデアを考える場合、逆の発想で見ていきましょう。なぜ空室が多くなったのか、その原因を見つけ、その解決をすることで空室が減るはずです。
ただし、空室対策に費用がかかり過ぎると利益が上がらないというジレンマに陥ってしまうので、できるだけコスパの高い対策を取り入れたいです。
入居者の満足度を上げる空室対策
空室対策のアイデアを出すときに最優先で考えたいのは、どうしたら入居者の満足度が上がるかということです。今いる入居者の数をできるだけ減らす事が無いように、考えていきましょう。そうすることで、新たな入居者も長期間住んでくれるでしょう。
空室対策のアイデアでキーとなるのは設備です。築年数が経っていると必要な設備も古くなっているため、立地が良くても選んでもらうことができません。一方、最新の設備機器が導入された物件なら、それだけで魅力度がアップします。
特にバス・トイレ・キッチンの水回りが新しいのは、満室経営の大きなポイントともなっています。
競合物件との差別化を図って空室対策
入居者の満足度を上げるアイデア以外に大切なのは、差別化です。「■▲禁止」といった物件が多い中なら、逆に「●▲OK」というお部屋が魅力的になります。
近年、ペットと同居できるお部屋のニーズが高まっているので、ペット可の物件にしてしまうのがおすすめです。
また、近くに大学や専門学校がある物件なら、学生専用にしてしまう、近くに工場や大規模な事業所がある物件なら単身向けの家電・家具付きにしてしまうというのも良い方法です。
ターゲットを絞ることで、ニーズが明確になり、空き室対策も取りやすくなります。
インターネットが必須と言われる現代社会ですが、まだWi-Fiなどインターネットの使える物件は多くないため、導入したい設備です。
また、通販でのショッピングも当たり前になりつつあるため、宅配ボックスやカメラ付インターホンが付いているお部屋も今なら差別化を図ることができるかもしれません。
空室対策については、こちらにも詳しく書いていますので、参考にしてください。
＜関連記事＞：アパート経営の空室対策はターゲットの見直しが大切！
無料でできる空室対策の画期的なアイデア
このように、効果の高い空室対策のアイデアはたくさんあるものの、実践しようとすると多額の費用がかかります。結局は費用を捻出できないのであきらめるという大家さんも少なくありません。
そんな大家さんにぜひご紹介したいのが、無料でできる空室対策の画期的なアイデアです。現在契約しているプロパンガス会社を変更することで、最新の設備機器を無料で導入できるのです。
どのような仕組みかというと、プロパンガス会社は導入する設備機器の代金を無償貸与する形で入居者のガス代に上乗せします。
これだけ聞くと、入居者のガス代が上がるので、満足度が下がってしまうのではと懸念を抱くかもしれませんが、心配いりません。
プロパンガス料金消費者協会がご紹介するガス会社は、適正価格でプロパンガスを供給する優良ガス会社ばかりです。世間一般のガス料金相場より低いのです。
そのため、入居者のガス代に上乗せがあっても、まだまだ安い価格で提供できるのです。
ガス会社は物件の戸数分まとめて契約が増えること、大家さんは無償で最新設備を導入できること、入居者は最新の設備と安いガス代で生活できること、というように、3者の利益が完全に合致します。
この裏技で、ぜひ他物件との差別化を図り、空室対策を行っていきましょう。詳しい内容はこちらもご覧ください。
＜関連記事＞：中古アパートのインターネット導入はプロパンガス会社の切替が効果的
＜関連記事＞：新築アパート計画の大家さんへ！プロパンガス利用で大幅経費削減
もしも現在都市ガスを導入しているという物件の場合でも、プロパンガスに変更することでトータルコストを抑えることができるケースもあります。こちらの記事でご確認ください。
この記事の執筆者
パソコン教室講師／WEBライター
Tanaka
3人の子を持ち、日頃から節約意識も高いことから、ガス代がお得になる仕組みにどっぷりとはまっています。多くの人に役立つ記事を心がけています。
プロパンガス料金消費者協会
- ・1950年
- 群馬県伊勢崎市生まれ。
- ・1980年
- ソード株式会社（後の東芝パソコンシステム株式会社）に入社。
- ・2010年
- 一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会を設立して理事に就任。
- ・2011年
- 同代表理事に就任。現在に至る。
- ・2023年
- BSテレビ東京「マネーのまなび」で、不透明なプロパンガスの料金について取材を受け、番組内で解説。
設立当時、プロパンガスは都市ガスに比べて約1.8倍も高い状況にも関わらず、消費者が相談できる団体は皆無であった。そこで、鈴木は消費者の立場に立って、不透明なガス代について料金面から取り組む団体として協会を設立した。
それまで存在しなかったプロパンガス料金の“適正価格”の設定に奔走。大手供給業者の賛同を得て、設立10年足らずで”適正価格“を共通言語として全国展開を達成し、130社以上のプロパンガス会社とパートナー契約している。
現在はプロパンガスの”適正価格“の指標になる「CP速報」を毎月執筆し、ガス料金の適正価格での供給に貢献している。