ご報告
2024年7月2日に施工されたプロパンガスの法律改正のため、
大家さん向けのサービスが完全停止していましたが、このところ多少動きが出てきました。
復活の程度としては、よちよち歩き程度ですが、少しはお役に立てるかもしれません。
ガス会社の切替によるメリットをご希望の方、エリアや相手ガス会社にもよりますが、
法令順守の範囲内で最大限お力になれればと思います。
以下のコンテンツは法令改正前に作成されたもので、現在有効ではありません。
ご注意ください。
賃貸経営にオートロック導入がおすすめ!費用をかけない裏技
オートロックは、物件のセキュリティに敏感な入居者のニーズに応える賃貸経営におすすめの設備です。ただ、大家さんにとって気になるのがその費用ではないでしょうか。そこで、オートロックの初期導入費用を無償にできる裏技をご紹介します。
オートロックが賃貸経営におすすめの理由
近年、マンションやアパートの侵入に関する事件や犯罪が報じられることが多くなり、人々の防犯に対する意識は確実に上がっています。
賃貸経営における防犯対策には色々ありますが、代表的な設備としては「エントランスのオートロック」と「TVモニター付インターホン」です。
中でもオートロック付き賃貸物件の需要は高く、入居希望者は「オートロック」が有るか無いかで物件を選ぶという傾向があります。特に女性やファミリー世帯が入居する物件を決める際には、防犯対策にこだわるケースが少なくありません。
オートロックを導入すると物件の価値が大きく高まります。入居者募集時に「オートロック導入物件」としてアピールすることができるので、空室対策になりますし、家賃を少し上げて、オーナーの収益改善、利回りアップにもつなげることができるでしょう。
そのほかの空室対策については、こちらの記事もご覧ください。
<関連記事>:アパート経営の空室対策はターゲットの見直しが大切!
賃貸経営で導入するオートロックのメリット・デメリット
賃貸経営でエントランスに使われるオートロックは主に3種類あります。それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
集合キー式オートロック
賃貸物件の入り口となるエントランスオートロックを、入居者の部屋の鍵で開けるタイプです。鍵を複数持ち歩く必要がありません。
ただし鍵を不正に複製されるリスクや、ピッキング被害にあう可能性があるというデメリットがあります。これを防ぐために、鍵の構造を複雑化させ、コピーしにくくしているものも増えています。
カードキー式オートロック
賃貸物件のエントランスオートロックは、カードキーを使用して解錠します。複製されにくく、ピッキングのリスクも無いのがメリットです。
ただ、集合キー式オートロックと同様、紛失してしまうと再発行の手間や費用がかかることがデメリットです。また、磁気が弱くなって反応しなくなることも考えられます。その場合、入居者は管理会社やオーナーに連絡しなければなりません。
暗証番号式オートロック
0~9までのテンキーで暗証番号を入力して解錠するタイプです。暗証番号は、管理する不動産会社やオーナーが決める場合と、入居者自身で設定する場合があります。
物理的なカギが存在しないため、紛失のリスクがありませんし、コピーされることもありません。
万が一、暗証番号を他人に知られてしまうと簡単に解錠されてしまうという点と、どうしても思い出せない時に解錠できないというデメリットがあります。
賃貸経営にオートロックを導入する費用
賃貸経営にオートロックを導入する場合、物件の規模や形状など、条件により費用はまちまちです。大体の相場は、10世帯の場合120万円~160万円、20世帯の場合170万~220万円くらいです。
オートロックの導入費用は、どのタイプを取り付けるかによっても大きく違いますので、複数の施工業者に見積もりを取って比較検討するのがおすすめです。
賃貸経営にオートロックを無償で導入する裏技
このように、賃貸経営では最低でも100万円はかかるオートロックの導入費用ですから、大家さんとしては本当にそれに見合う利益が出るのか、心配なのではないでしょうか。
この心配を一気に吹き飛ばす方法が、プロパンガス会社の変更による無償貸与です。初期費用をガス会社が肩代わりし、入居者のガス代に上乗せして支払っていくため、大家さんの負担もありません。
入居者のガス代が増えることで不満が出るのでは?という新たな心配も生まれますが、プロパンガス料金消費者協会が紹介するガス会社であれば、ガス代も適正価格で供給しています。
上乗せしてもなお、入居者のプロパンガス代はガス会社の変更前と比べて安くなるため、逆に満足度も上がり、その結果、Win-Winとなるのです。
<関連記事>:ガス代30~40%削減で退去予防
賃貸経営にオートロックを導入したいけれど、費用面で心配があるという大家さんは、ぜひ一度プロパンガス料金消費者協会までご相談ください。
<関連記事>:中古アパートのインターネット導入はプロパンガス会社の切替が効果的
<関連記事>:新築アパート計画の大家さんへ!プロパンガス利用で大幅経費削減
賃貸経営で、都市ガスアパートの大家さんは、一度こちらの記事をご覧ください。
賃貸経営にオートロック導入がおすすめ!費用をかけない裏技まとめ
オートロックが賃貸経営におすすめの理由とは?
防犯意識の高い入居者が増えているため、オートロックが無いことが理由で、入居してもらえないケースもあります。空室対策として有効な設備ですし、入居者の満足度も上がります。詳しくはこちら。
賃貸経営で導入するオートロックの種類は?
エントランスと入居者の部屋の鍵どちらにも使える集合キー、カードタイプで解錠できるカードキー、暗証番号で解錠するタイプの3種類が主流です。詳しくはこちらをチェックしてください。
賃貸経営にオートロックを導入する費用は?
物件の規模やオートロックの種類にもよりますが、ざっくりと100万円~200万円はかかります。詳しくはこちらをチェックしてください。
賃貸経営にオートロックを無償で導入する裏技とは?
プロパンガス料金消費者協会が紹介するガス会社に変更する、または新規契約することで、無償貸与という形で初期導入費用0円が実現します。詳しくはこちら。
この記事の執筆者
パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
3人の子を持ち、日頃から節約意識も高いことから、ガス代がお得になる仕組みにどっぷりとはまっています。多くの人に役立つ記事を心がけています。
プロパンガス料金消費者協会
- ・1950年
- 群馬県伊勢崎市生まれ。
- ・1980年
- ソード株式会社(後の東芝パソコンシステム株式会社)に入社。
- ・2010年
- 一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会を設立して理事に就任。
- ・2011年
- 同代表理事に就任。現在に至る。
- ・2023年
- BSテレビ東京「マネーのまなび」で、不透明なプロパンガスの料金について取材を受け、番組内で解説。
設立当時、プロパンガスは都市ガスに比べて約1.8倍も高い状況にも関わらず、消費者が相談できる団体は皆無であった。そこで、鈴木は消費者の立場に立って、不透明なガス代について料金面から取り組む団体として協会を設立した。
それまで存在しなかったプロパンガス料金の“適正価格”の設定に奔走。大手供給業者の賛同を得て、設立10年足らずで”適正価格“を共通言語として全国展開を達成し、130社以上のプロパンガス会社とパートナー契約している。
現在はプロパンガスの”適正価格“の指標になる「CP速報」を毎月執筆し、ガス料金の適正価格での供給に貢献している。