ガス料金自動診断
(一戸建ての方)
プロパンガス料金自動診断 対象エリア一覧
<北海道> | 北海道 |
<東 北> | 青森・岩手・秋田・山形・宮城・福島 |
<関 東> | 東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬 |
<甲信越> | 山梨・長野・新潟 |
<東 海> | 静岡・愛知・岐阜・三重 |
<北 陸> | 富山・石川・福井 |
<近 畿> | 大阪・京都・滋賀・奈良・兵庫・和歌山 |
<中 国> | 岡山・広島・鳥取・島根・山口 |
<四 国> | 香川・徳島・愛媛・高知 |
<九 州> | 福岡・大分・佐賀・長崎・熊本・宮崎・鹿児島 |
当協会のガス料金自動診断が都道府県別になっている理由
当協会の「ガス料金自動診断」は、都道府県別に対応しています。そのため、エリアによって大きく異なるプロパンガスの料金事情にも完全対応済みです。
北海道の料金は関東の2倍くらい高い
物価はエリアによって大きく異なります。例えば東京のアパートは家賃が高く、地方に行けば行くほど安くなる傾向があります。
しかし、プロパンガスの場合は逆です。競争の激しい埼玉・神奈川など首都圏の料金は安く、東北などでは首都圏と比較して20~30%ほど高くなります。さらに北海道では2倍くらいになります。
エリアによって異なる理由を以下に挙げてみましょう。
1. 首都圏は業者間の競争が激しい。
プロパンガス業者同士が顧客争奪戦を展開しているので、各社とも価格を下げて自社の顧客を防衛しています。
2. 関東は、お風呂をプロパンガスで沸かしていて、使用量が多い。
関東は圧倒的にプロパンガスでお風呂を沸かします。だから使用量も多く、大量仕入れイコール低価格仕入れにつながります。甲信越・東北・北海道などでは、お風呂は灯油を利用されている家庭が大変多いです。
3. 家が密集していて配送効率が良い。
プロパンガスの料金に占める配送費というのは小さくありません。関東の密集している地域なら1時間に6件配送できるところ、北海道だと3件しかできないとしたら配送コストは2倍になってしまいます。
4. 首都圏は、距離的にタンクローリーのコストが少なくて済む。
プロパンガスは海外からタンカーで日本の港まで運ばれ、そこからタンクローリーで充填所に運ばれてボンベに小分けされます。タンクローリーの移動距離が少ない首都圏はその分料金面で有利といえます。
各地の平均価格と適正料金は「対象エリアと適正価格 」からご確認いただけます。
<参考ページ>:ガス会社の変更でガス代30%削減!
環境が異なるので、1つの料金自動診断プログラムでは無理
関東で使っているプロパンガスの「料金自動診断」プログラムを、北海道の方に使っていただくのは無謀です。
例えば、北海道では1m3当たりの単価が400円というのは「かなり安い」レベルです。しかし、関東で400円は「かなり高い」と診断されてしまうので、間違った診断になってしまいます。
北海道の方から「診断で『かなり高い』と出たので、安いプロパンガス会社をご紹介ください」と言われても、とても応じられるものではないと思います。
関東だけが対象エリアであれば、他の地方にくらべて料金の差が小さいので1つのプログラムで済むかもしれませんが、他の地方も対象であれば無理なことです。
それなのに、1つのプログラムだけで診断しているウェブサイトが非常に多いので、利用者はその矛盾点を理解しておくほうが賢明だと思います。
診断で「高い」と出た方は、当協会より適正価格の優良ガス会社を無料でご紹介しています。下記フリーダイヤルかメール問合せフォームから、お気軽にご相談ください。
この記事の執筆者
一般社団法人プロパンガス料金消費者協会
代表理事 鈴木 秀男
- 2009年04月 NPO法人プロパンガス料金適正化協会を設立し理事に就任
- 2010年10月 一般社団法人プロパンガス料金消費者協会を設立。代表理事に就任。
1980年広告代理店勤務を経て、東芝パソコンシステム(旧:ソード電算機システム)に入社。営業推進部部長として勤務する傍ら、1990年より世界最大の人材教育機関「デール・カーネギー・コース」のニューヨーク本部公認トレーナーとしてセールスパーソンの教育に20年間従事。官公庁や大手企業を中心に約3千人を指導。また、ヤフージャパンで4年間広報宣伝ディレクーを兼務した。