検針票
プロパンガス(LPガス)の1か月分のガス料金を算定するため、各ガス会社が利用者の区域ごとに、毎月一度定められた日にガスメーターの数値を確認し、直近約1か月の使用量やガス料金を記載したものです。
ガス会社の検針員が、各契約世帯を訪れてガスメーターの指針をチェックする「訪問検針」では、通常は検針当日、ポスト等に検針票が投函されます。
電話回線を利用した「電話検針」「オンライン検針」では、通信でガスメーターの数値を読み取り、ガスの使用量を確認します。後日検針票が自宅等に届けられる場合と、メールサービスやインターネット上で契約者ページを自身で確認する方法もあります。
検針票の名称
「検針結果のお知らせ」「当月分ガス使用量のお知らせ」「〇〇ガスからのお知らせ」等、ガス会社により多少の違いがあります。
検針票の見方
お客様番号(お客様コード)
契約者ごとにガス会社が決めた番号です。ガス会社への各種問い合わせ時には、この番号を知らせましょう。
今回の検針年月日
検針員が指針をチェックした日あるいはオンライン検針日です。
今回指針
検針日にガスメーターが指す数値(検針日までの累計使用量)です。
前回指針
前月検針日にガスメーターが指した数値(前月検針日までの累計使用量)です。
ガス使用量
直近約1か月に使ったプロパンガス(LPガス)の量です。単位はm3で立方メートルあるいは立米(りゅうべい)と読みます。
として算出されます。
使用期間・使用日数
前月検針日から当月検針日までの期間と日数です。引越し等が伴うと、日数がひと月に満たない場合があります。
基本料金
使用量に関わらず、ひと月ごとに定額で必要な料金です。
※検針票に明記していない販売店もあります。
従量単価(単位料金)
1m3(立方メートル)あたりのガス単価です。使用量に関わらず単価が一定額に固定されている場合と、使用量に応じて従量単価が変動する場合(スライド制)があります。スライド制の場合は、使用量が多いほど従量単価が段階的に安くなる設定になっています。
また、プロパンガスの原料費や為替の変動を反映させる原料費調整制度を適用している販売店では、料金を毎月調整することで透明性を持たせています。
※検針票に明記していない販売店もあります。
従量料金
従量単価に基づいて算出された直近約1か月に使ったプロパンガスに対しての料金です。
で計算されます。
請求予定金額
検針票に記載月のプロパンガスの請求予定金額です。
=基本料金+従量単価(単位料金)×使用量
で計算されます。
※内税表示の場合と消費税を別途明記した外税表示の場合があります。
※設備使用量として、その内訳を明記する販売店もあります。
設備使用料
基本料金とは別に、ガスメーター、集中監視システム、警報器、電話検針サービス、ガス器具レンタル料等、別途月額サービスが発生する契約の場合、これを別途明記する場合があります。
ガス料金等口座振替済領収書
前月分等のガス料金を口座振替で支払った場合は、領収金額が検針票に記載されます。
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