LPガス会社の調べ方とは?お得な選択方法をご紹介
LPガス(プロパンガス)会社を調べたいと思っても、調べ方がすぐにわかる方は少ないのではないでしょうか。何か商品やサービスを購入したいと思えば、探すことが簡単な時代になっていますが、LPガス会社だけは、この現代においても調べにくいのが現状です。今回は調べにくいLPガス会社を一発で、しかもお得に調べられる方法をご紹介します。
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LPガス会社とは
LPガス会社とは、Liquefied Petroleum Gas(液化石油ガス)を供給する会社のことを指します。
LPガスは、プロパンガスやブタンガスなど、液化された石油ガスの総称であり、家庭用のガスコンロや給湯器、暖房器具などに利用されます。
また、LPガス会社はLPガスを提供するだけでなく、ガス機器の販売や設置、点検・修理、安全管理などのサービスを提供することが多いです。
経済産業省の統計によると、令和4年12月末時点のLPガスの販売事業者数は、日本全国で計16,381事業者となっており、最多は北海道の990社です。
一方、東京都は454社と半分程度となっており、人口には比例しないことが分かります。
例えば、引っ越し先の新しい住居で、契約するLPガス会社を調べるとなると、この数のLPガス会社の中から調べるのは、かなり難しいのではないでしょうか。
LPガス会社の調べ方
LPガスは、他のお店やサービスと異なり、顔を合わせることなく、定期的に自宅へ運んでくれているため、「現在契約しているガス会社を知らない」という方は多いのではないでしょうか。
これからLPガス会社の調べ方を、「現在契約中のガス会社」と「新規で契約するガス会社」の2つの点で解説します。
契約中のLPガス会社の調べ方
現在契約しているLPガス会社を調べるには、LPガスの検針票や請求書を見るのが一番ですが、もし手元になければ、
ガスコンロを設置してもらった場合などは、
新たに契約するLPガス会社の調べ方
新築・中古の「一戸建て」に入居の場合、例外はありますがほとんどの場合、自分でLPガス会社を選ぶことができます。
契約時に不動産会社や、建設会社などからLPガス会社の紹介があるかもしれませんが、LPガス会社ごとにガス料金が大きく異なるため、話を鵜呑みにしてそのまま契約することは、おすすめできません。
また、自分でインターネットなどで調べるのもいいですが、ホームページがないLPガス会社もおすすめできません。
結論、自身でLPガス会社を比較検討するのは難しいですし、かなりの時間がかかります。
それならどうしたらいいの?という方のために、ガス業界の実態とおすすめの調べ方を、この後にご紹介します。
契約するLPガス会社がお得になる!ベストな調べ方
情報が飽和して、自身で探すのが難しいLPガス会社ですが、その場しのぎで決めてしまうと大きな損失につながりかねません。
ここからは、ガス業界の実態とおすすめの方法をご紹介します。
LPガスの適正価格とは
LPガスは自由料金制となっていますが、これは「ガス会社が自由に(勝手に)料金を決めてよい」と解釈できます。
自由料金についての詳しい記事は、こちらをご覧ください。
<関連記事>:プロパンガスは公共料金ではありません!
あらゆる商品やサービスの価格競争が進む現代において、LPガスだけは特殊な事情を抱えています。
その一つに、ガス料金の値上げが、何度も行われているということを、知らない消費者は意外と多いのではないでしょうか。
実際にまだまだ多くの消費者が、「LPガスは公共料金」と思い込んでおり、LPガス会社が決めた価格に文句を言う人が少ないだけでなく、度重なる値上げにも「仕方ない」とあきらめています。
このような「高くて当たり前」と、言われるLPガス料金の現状を変えるべく、プロパンガス料金消費者協会が独自に設定したのが「適正価格」です。
この適正価格は、LPガスの相場価格と比較して、平均30%低いのが特徴です。
全国のガス料金適正価格について調べたい方は、こちらをご覧ください。
<関連記事>:プロパンガス料金の適正価格 2024
ご自宅のガス料金が「適正価格」かどうか、下記『ガス料金自動診断』で、今すぐチェックしてみましょう!
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プロパンガス料金消費者協会とは
プロパンガス料金消費者協会は、適正価格に賛同してくれる会員LPガス会社を、沖縄を除いて全国から募っており、会員LPガス会社は130社以上、支店・営業所で1,450か所以上にのぼり(2024年9月現在)、現在も規模(対応エリア)を拡大し続けています。
また、適正価格でガスの供給が可能な理由は、協会の会員LPガス会社は、どれも問屋クラスの超大手のガス会社がほとんどですので、価格も安全面も安心できます。
LPガス会社を調べようとしている方には、協会が適正価格のLPガスを供給してくれる良心的なガス会社を無料でご紹介しています。
中には「無料なんてあやしい」と思われる方もいますが、協会の運営は会員となるLPガス会社からの、毎月の会費で運営していますので、消費者からは代金はいただきませんし、相談後も代金を請求することは一切ありません。
新たに契約するLPガス会社の調べ方がよく分からないという方は、ぜひ一度協会までご相談ください。
<関連記事>:ガス会社の選び方がわからないときはどうする?
この記事の執筆者
パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
3人の子を持ち、日頃から節約意識も高いことから、ガス代がお得になる仕組みにどっぷりとはまっています。多くの人に役立つ記事を心がけています。
プロパンガス料金消費者協会
- ・1950年
- 群馬県伊勢崎市生まれ。
- ・1980年
- ソード株式会社(後の東芝パソコンシステム株式会社)に入社。
- ・2010年
- 一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会を設立して理事に就任。
- ・2011年
- 同代表理事に就任。現在に至る。
- ・2023年
- BSテレビ東京「マネーのまなび」で、不透明なプロパンガスの料金について取材を受け、番組内で解説。
設立当時、プロパンガスは都市ガスに比べて約1.8倍も高い状況にも関わらず、消費者が相談できる団体は皆無であった。そこで、鈴木は消費者の立場に立って、不透明なガス代について料金面から取り組む団体として協会を設立した。
それまで存在しなかったプロパンガス料金の“適正価格”の設定に奔走。大手供給業者の賛同を得て、設立10年足らずで”適正価格“を共通言語として全国展開を達成し、130社以上のプロパンガス会社とパートナー契約している。
現在はプロパンガスの”適正価格“の指標になる「CP速報」を毎月執筆し、ガス料金の適正価格での供給に貢献している。
プロパンガス料金消費者協会からのお知らせ
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一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会では、当協会の活動に必要なスタッフを募集しています。
詳細はこちらのURLをご覧ください。
https://www.propane-npo.com/recruit/