プロパンガス代節約方法
数あるプロパンガス代節約方法の中で、最も効率の良い節約方法は「ガス会社の変更」です。それ以外の方法でも節約できますが、効果は微々たるもので、ガス会社変更であれば、現在の料金から30~40%もガス代を節約することが可能です。
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プロパンガス代節約、究極の方法はガス会社の変更です
ガス会社の変更をお奨めする理由
プロパンガス会社は選ぶもの
高いプロパンガス会社を使い続ける必要はありません。自分で自由にガス会社を選んで良いのです。多くの方が知らずに高い"平均価格"で利用していますが、適正価格の会社に変更するだけで月間4,695円(上記例:年間で約56,000円)も節約できます。
プロパンガス会社の変更ほどガス代の節約に役立つものはありません。なぜならガス代を30~40%も節約できるのに、コストは1円もかからないからです。何らかの事情でプロパンガス会社を変更できない方は仕方ないですが、そうでない方は是非検討してみることをお奨めします。
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次に、なぜこのように節約できるのか説明します。
プロパンガス代は公共料金ではない
基本的にプロパンガス代は、水道や都市ガスとは違い公共料金ではなく自由料金です。つまり価格の設定は各プロパンガス会社が自由に決めることができます。昔は、談合のような感じで価格は高止まりしていましたが、最近は古い慣習に囚われずに、当協会の適正価格での供給提案に賛同してくれるガス会社が増えています。
高い平均価格で販売していれば企業努力なしで楽な経営ができますが、それでは都市ガスやオール電化など他の代替エネルギーに負けてしまいます。ようやくこのような経済の競争原理に気付くプロパンガス会社が増えてきたのです。
「平均価格」は、本当は高い!
自宅のプロパンガス代が、お住まいの都道府県の平均価格だからといって喜んではいられません。そもそも平均価格自体がとても高い設定になっているからです。なぜなら業界自体が40~50年という長い間価格競争をしてこなかった結果、多くのプロパンガス会社は、高い代金でないと利益のでない贅肉体質になってしまっているのです。
このような業界の中から、筋肉質のプロパンガス会社が続々と当協会の会員として協力を申し出てくれています。
当協会が優良ガス会社をご紹介
経営合理化によって筋肉質を体現したプロパンガス会社は、平均価格よりも30~40%節約できる当協会の適正価格の考え方に賛同した価格体系で供給してくれます。そんな優良ガス会社を当協会が一切無料でご紹介します(「優良ガス会社の無料紹介」参照)。
まずは、ご自宅のガス代が高くないか診断してみてください。 あなたのお住まいのエリアによって適正価格は異なるので、確認されることをお奨めします。
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各家庭の価格はバラバラ
プロパンガスの価格は、各家庭毎にバラバラです。ご近所に10軒家があったら10通りの価格があっても不思議ではありません。ガス会社はその家のご主人の顔を見て価格を決めたりするので、怖そうな人なら安くなり、優しそうな人なら高くなったりします。また契約時期によっても違います。
変更手続きは極めて簡単
手続きはとても簡単です。協会にお電話またはメールにて「ガス会社探し」を依頼してください。1日ほどでお近くの優良ガス会社をご紹介します。訪問したガス会社の担当者と実際に対面してみて、納得ができたら申込み書に署名・捺印するだけです。あとはプロパンガス会社と当協会ですべて手続きを行います。詳しくは「ガス会社変更の流れ」をご覧ください。
プロパンガスの使用量を減らす方法
日常生活の中でガス代を節約するということは、つまり「ガスの使用量を減らす」ことです。
調理で火を使用する場合、使用方法によってガスの使用量が大きく変わることはあまり考えられませんが、炊事で給湯したり入浴のためにお湯を出す時は、お湯の出し方や使い方によってガスの使用量は随分違ってくるものです。
主に、次の点に注意すればガスの使用量を減らすことができ、結果として節約につながります。
シャワー中にお湯の出し過ぎを控える
シャワーをこまめに止めることがガス代節約になります。シャワーの無駄使いをやめるだけでも、1か月、1年単位で考えれば、結構な額の節約になるはずです。
お湯の設定温度を低めにする
仮にお風呂に張る水の量を200Lとします。200Lの水を1度上昇させるためには200kcal必要です。水温15度の水を42度にするには5,400kcal必要で、プロパンガスを0.22m3必要です。もし、1m3あたり480円のプロパンを利用しているとすると1回のお風呂に必要なガス代は約106円(480円×0.22)になります。お湯の設定温度を2度下げて40度にすれば1回約8円の節約になり、1か月毎晩お風呂に入る家庭では月に240円。年間では約3,000円も節約できます。
追い焚き機能を使い過ぎない
お風呂の追い炊きはとても便利な機能ですが、使い過ぎないようにすることが大切です。また機種によっては、設定温度より1度でも下がると自動的に追い炊きを始めてしまう機能が付いていることもあります。使い方には注意しましょう。
間を空けず、なるべく続けてお風呂に入る
夕方6時くらいに中学生の子供が入り、食事の済んだ8時頃にお父さん、家事を片付けた後お母さんが10時に入り、高校生の娘が深夜12時に入る。このようなお風呂の利用パターンは、冷めては暖め冷めては暖めの連続なので一番ガス代がかかります。
バスタブにフタをして、温度が下がるのを防ぐ
お風呂のお湯は放置しておくとどんどん冷めてしまいます。簡単な方法ですが、「冷めないうちに入ること」「お湯を密閉すること」はガス代節約においてはなかなか有効的な方法です。
さらに保温シートなどを利用すると保温効果が高いようです。
保温グッズを使う
インターネットで調べると保温グッズは結構色々あります。「湯沸かし太郎」「湯美人」「スーパー風呂バンス」など、試してみたくなるような商品もありますね。
お湯が出るまでのシャワーの水を取っておき、洗濯等に使用する
シャワーは、蛇口をひねってから水がお湯になるまで多少時間がかかります。この時の水を取り置きすることは、意外と実践している家庭が多いようですガス代の節約という観点からは離れてしまいますが、水道代の節約になることは間違いありません。
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この記事の執筆者
一般社団法人プロパンガス料金消費者協会
代表理事 鈴木 秀男
- 2010年10月 一般社団法人プロパンガス料金消費者協会を設立。代表理事に就任。
1980年広告代理店勤務を経て、東芝パソコンシステム(旧:ソード電算機システム)に入社。営業推進部部長として勤務する傍ら、1990年より世界最大の人材教育機関「デール・カーネギー・コース」のニューヨーク本部公認トレーナーとしてセールスパーソンの教育に20年間従事。官公庁や大手企業を中心に約3千人を指導。また、ヤフージャパンで4年間広報宣伝ディレクターを兼務した。
プロパンガス料金消費者協会からのお知らせ
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