プロパンガスと都市ガスお風呂代の違い
プロパンガスと都市ガスではお風呂代が違います。一般的にプロパンガス料金は都市ガスより高いですが、プロパンガス会社を変更することで、費用をかけずにお風呂を沸かす費用を、都市ガス並みに大幅に下げることが可能です。
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プロパンガスのお風呂代を下げて、都市ガス並みにする方法
お風呂を1回沸かすのに必要な費用は、下図の埼玉県の例ではプロパンガスと都市ガスで約1.5倍の開きがあります。地域エリアによっては、この差が2倍以上になっているところもあります。
プロパンガス会社を変更・切替えることで、費用をかけずにお風呂を沸かす費用を、都市ガス並みまで下げることが可能です。
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お風呂を1回沸かした時にかかるガス代
※2023年4月現在
<関連記事>:プロパンガスと都市ガスの料金比較
●ガス代の計算根拠(埼玉県の場合)
【前提条件/計算式】
- 水1リットルを1℃上げるには、1キロカロリーの熱量が必要。
- 現在の水温が15℃で、お風呂の水量を200リットルとすると、お風呂の温度を42℃まで上げるには5,400キロカロリー必要。
- お風呂を1回沸かす費用 = 従量料金 + 基本料金1日分
【埼玉県:都市ガスの場合】
- 都市ガス:1立方メートル=10,847キロカロリーなので、5,400キロカロリーには、都市ガス0.498立方メートルが必要。
- 埼玉県の都市ガス価格=165.68円なのでガス代は
→ 165.68 × 0.498 = 約83円
- 埼玉県の都市ガス基本料金=1,056円/月なので1日あたり
→ 1,056 ÷ 30 = 約35円
1回のお風呂代:83 + 35 = 118円
※東京ガス一般料金表の2023年4月検針分「B」を採用
【埼玉県:当協会適正価格のプロパンガスの場合】
- プロパンガス1立方メートル=24,000キロカロリーなので、5,400キロカロリーには、都市ガス0.225立方メートルが必要。
- 埼玉県の当協会適正従量価格=352円なのでガス代は
→ 352 × 0.225 = 約79円
- 埼玉県の平均基本料金=1,650円/月なので1日あたり
→ 1,650 ÷ 30 = 約55円
1回のお風呂代:79 + 55 = 134円
※当協会が定める埼玉県の適正価格(2023年4月現在)
【埼玉県:平均価格(エネ研・石油情報センター)のプロパンガスの場合】
- プロパンガス1立方メートル=24,000キロカロリーなので、5,400キロカロリーには、都市ガス0.225立方メートルが必要。
- 埼玉県の従量価格=611円なのでガス代は
→ 611 × 0.225 = 約137円
- 埼玉県の平均基本料金=1,820円/月なので1日あたり
→ 1,820 ÷ 30 = 約61円
1回のお風呂代:137 + 61 = 198円
※「エネ研・石油情報センター」埼玉県の平均価格 2023年4月発表(2023年2月分)
平均価格と適正価格には大きな差
【前提条件/計算式】
- 水1リットルを1℃上げるには、1キロカロリーの熱量が必要。
- 現在の水温が15℃で、お風呂の水量を200リットルとすると、お風呂の温度を42℃まで上げるには5,400キロカロリー必要。
- お風呂を1回沸かす費用 = 従量料金 + 基本料金1日分
【埼玉県:都市ガスの場合】
- 都市ガス:1立方メートル=10,847キロカロリーなので、5,400キロカロリーには、都市ガス0.498立方メートルが必要。
- 埼玉県の都市ガス価格=165.68円なのでガス代は
→ 165.68 × 0.498 = 約83円 - 埼玉県の都市ガス基本料金=1,056円/月なので1日あたり
→ 1,056 ÷ 30 = 約35円
1回のお風呂代:83 + 35 = 118円
【埼玉県:当協会適正価格のプロパンガスの場合】
- プロパンガス1立方メートル=24,000キロカロリーなので、5,400キロカロリーには、都市ガス0.225立方メートルが必要。
- 埼玉県の当協会適正従量価格=352円なのでガス代は
→ 352 × 0.225 = 約79円 - 埼玉県の平均基本料金=1,650円/月なので1日あたり
→ 1,650 ÷ 30 = 約55円
1回のお風呂代:79 + 55 = 134円
【埼玉県:平均価格(エネ研・石油情報センター)のプロパンガスの場合】
- プロパンガス1立方メートル=24,000キロカロリーなので、5,400キロカロリーには、都市ガス0.225立方メートルが必要。
- 埼玉県の従量価格=611円なのでガス代は
→ 611 × 0.225 = 約137円 - 埼玉県の平均基本料金=1,820円/月なので1日あたり
→ 1,820 ÷ 30 = 約61円
1回のお風呂代:137 + 61 = 198円
現在のプロパンガス会社に問い合わせした際、「今の価格は平均価格ですよ」とアドバイスされると安心される方がいます。
しかし、これは間違いです。平均価格というのは高止まりしている価格のことで、都市ガスと比較すると約1.7倍(埼玉県の場合)も高いのです。
<関連記事>:プロパンガス料金が高止まりしているのはなぜ?理由と値下げ方法
「平均価格」というのは、価格競争がないプロパンガス業界の中で、各社の都合で値付けされた価格です。つまり、価格競争によって磨かれたものではありません。
それに対して「適正価格」というのは、当協会が都市ガスの価格に近づけるべく独自に設定し、賛同していただけるプロパンガス会社を募って実現した価格です。
<関連記事>:プロパンガス料金の適正価格 2024
適正価格のガス会社を無料でご紹介
世の中のプロパンガス会社は玉石混交です。このような中、営業マンの話を聞いてもホームページを見ても、一般利用者にはどこが良いのか悪いのか見当もつかないというのが実情です。そのくらい優良ガス会社を見極めるのは難しいのです。
その点、当協会の会員プロパンガス会社は、不透明な値上げをすることはありません。
なぜなら、プロパンガス業界で起きている不透明な値上げを防ぐ目的で設立された当協会と会員ガス会社との間で、「適正価格で供給する」という契約をしているからです。
さらに、当協会は「ガス料金見守り保証」を付けているので安心です。万一値上げがあった際には当協会がサポートさせていただきます。
<関連記事>:ガス料金見守り保証
詳しくは下記のボタンより、お気軽にお問い合わせください。
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プロパンガスと都市ガスお風呂代の違い
まとめ
プロパンガスのお風呂代を下げて、都市ガス並みにする方法は?
お風呂を1回沸かすのに必要な費用は、プロパンガスと都市ガスで地域エリアによっては2倍以上の差があるケースも。この費用を都市ガス並みまで下げる方法をこちらで解説します。
平均価格と適正価格にはなぜ大きな差があるのか?
適正価格というのは、当協会が都市ガスの価格に近づけるべく独自に設定し、賛同していただけるプロパンガス会社を募って実現した価格です。平均価格というのは高止まりしている価格のため、大きな価格に差が開いているといえます。こちらで詳しくご紹介します。
適正価格のガス会社を探す方法は?
世の中のプロパンガス会社は玉石混交。優良ガス会社を見極める方法をこちらでお届けします。
この記事の執筆者
一般社団法人プロパンガス料金消費者協会
代表理事 鈴木 秀男
- 2010年10月 一般社団法人プロパンガス料金消費者協会を設立。代表理事に就任。
1980年広告代理店勤務を経て、東芝パソコンシステム(旧:ソード電算機システム)に入社。営業推進部部長として勤務する傍ら、1990年より世界最大の人材教育機関「デール・カーネギー・コース」のニューヨーク本部公認トレーナーとしてセールスパーソンの教育に20年間従事。官公庁や大手企業を中心に約3千人を指導。また、ヤフージャパンで4年間広報宣伝ディレクターを兼務した。
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